脳に関する診療内容を
ご紹介します。
脳に関する診療内容を
ご紹介します。
脳出血とは、ミシン糸くらいの脳の細い血管がやぶれてしまい、脳の中に血が出てしまう病気です。
出血を起こした部分の脳組織は壊れてしまいます。また、出血した血液は血の塊の血腫となり、これが周りの脳を圧迫していきます。
出血した部位によって、あるいは血腫が小さい場合にはほとんど症状がでないこともあります。しかし、脳出血が起きやすい場所は、手足の運動神経の通り道が近い、“被殻”や“視床”という脳の部分で、半身麻痺などの症状がでやすいです。
出血が大事な部分を直撃していますと、手術をして血腫を取り除いても、麻痺などの症状は改善しないことが多く、後遺症となります。
“脳幹”などの神経が集中している部分では手術ができないこともあります。ですから、やはり脳出血でも予防が大切となります。
下記のような症状のある方は受診していただくことをお勧めします。
脳出血でも予防が大切となります。まずは高血圧症が一番の原因とされていますので、血圧のチェック・治療を適切にしていくことが大事です。