脳の主要な太い血管が詰まることで起きる脳梗塞に対しては、
rt-PA静注による血栓溶解療法が可能なケースがあります。
アルツハイマー型認知症の治療に承認されたレカネマブ等の新薬には、
微小な脳出血の副作用が報告されています。
また、レカネマブ投与中の患者さんにrt-PA静注療法を行って、
重症の脳出血を合併した例も報告されています。
これらを踏まえて、rt-PA静注療法の適正指針が改訂されました。
学会からの推奨もあり、講習会をオンライン受講し、
急性期脳梗塞に対する血栓溶解療法の適応・適応外などについて
再学習いたしました。
今後も、診療に関連する各学会推奨の講習会等は積極的に受講し、
学びを継続してまいります。
今後もおひさま脳神経外科・歯科をよろしくお願いいたします。